「新テニスの王子様」第13巻の感想。 海賊の幻影 vs「ブラックホール」

Yu-Taです!

 

「新テニスの王子様」第13巻の感想です。

表紙は、平等院鳳凰

 

★あらすじ★

徳川カズヤvs平等院鳳凰の続き。

 

鬼と入江の特訓によって、

以前より格段に強くなった徳川。

しかし、平等院はさらに強くなっていた。

平等院の見せる別次元のテニス、

それは対戦相手を文字通り、

別次元に放り込む技だった!!?

 

平等院の分身として現れたのは、

海賊の格好をした骸骨。

たぶんリョーマの侍や、

鬼の鬼神と同じ種類のやつ。

 

しかも、姿が現れるだけでなく、

まわりの景色も

荒波にもまれる海賊船に一変!

 

海賊に激しく攻撃される徳川は、

命がけで新技、「ブラックホール」を発動する。

ブラックホール」とは、

球を打つ前にスイングすることで

空間を削り取り、

全ての球を止める技である。

 

ブラックホール」で平等院を追い上げる徳川だったが、

昨晩リョーマをかばっておなかに受けた「光る球」の

後遺症の影響で、

想定よりも早く限界がやってくる。

徳川を責める鬼と入江に、

徳川は、

「将来有望な男を・・・放っては置けなかった

あなた達が俺にしてくれた様に・・・」

と返す。

 

それを罵倒する平等院に怒るリョーマ

 

徳川の思いや、

跡部をかばって合宿を追放された樺地のことは

わかっていたが、

ついに徳川をかばってしまう。

 

合宿を退去になるリョーマ

 

そして試合は平等院が勝利し、

徳川と鬼、入江は、次の勝利を誓う。

 

 

★感想★

徳川カズヤは、

「新」になってから出てきたキャラでは

いまのところ一番好きなキャラなので、

全力の試合が見れて嬉しいです。

いつか平等院を倒してほしい!

 

そして、新技。

ブラックホール」は、

打球の威力を消すという意味では

種ケ島修二の「已滅無(いめつむ)」

に似てるけど、

「已滅無(いめつむ)」は、

手首の動きで「無」にしているのに対して、

ブラックホール」は、

空間自体を削り取るという理論。

 

「已滅無(いめつむ)」は、

人類にもできなくはない気もするけど、

ブラックホール」は、

球を使ったスイングで、

空間自体を削り取るという、

現代の人類にはできない、

魔力を使った技になります。

削り取った先にある空間ってなんだろ。

亜空間?それとも四次元空間??

 

強力な重力でなんでも吸い込んでしまう、

宇宙にある「ブラックホール」とは違うみたいです。

 

 

そして最後のシーンでは、

リョーマと桜乃のデート?

シーンが出てきます。

合宿を退去になったときには、

感情を見せてなかったけど、

桜乃と普段は行かないゲームセンターとかに行ってみたり、

桜乃からもらった大吉のおみくじで元気になったり、

実家でめちゃくちゃ打ち込みしてたりと、

本当は落ち込んだり、

自己嫌悪になったりしてたのかもしれません。

リョーマのちょっと人間らしい面が見れました。

 

最後の最後に

リョーガの誘いもあったので、

次巻も楽しみです。