「新テニスの王子様」第9巻の感想。 「これは・・・・・・ダブルス・・・ぜ・・・よ」からの、交渉人のだまし合い。

Yu-Taです!

 

「新テニスの王子様」第9巻の感想です。

表紙は丸井ブン太

 

★あらすじ★

跡部&仁王 vs 越知&毛利 戦の続き。

 

タイブレーク1セット目は、

接戦の末、跡部&仁王ペアが勝利。

 

そして、樺地は試合に乱入したため、

合宿を強制退去となる。

樺地の思いは理解しつつも、

真剣勝負に加勢された悔しさや怒りもにじませる跡部

 

試合は継続され、

仁王は越前リョーマにイリュージョンして、

気力を保とうとするが、

すでに体力は限界だった。

 

すでにサーブも打てない仁王をコートに寝かせ、

2対1の戦いを強いられる跡部

タイブレーク2セット目は、ただただポイントを取られていく。

 

「負けというゴールに向かっていく試合」に見えたが、

ついに跡部が反撃!

なんと、コートに倒れていた仁王は、

相手2人の動きを観察していたのだ。

跡部にイリュージョンした仁王と「同調」する跡部

「コート上の詐欺師」は、イリュージョンできないフリをしていたのだ。

跡部王国」の使える跡部には、それで十分だった。

 

追い上げる跡部に、

毛利は関節を外して反撃!

ギリギリのところでネットを超え、

跡部にも届かない・・・・・・、かに見えたが、

ネット際に倒れていた仁王が最後のボールを打ち返す!!!

「これは・・・・・・ダブルス・・・ぜ・・・よ」

 

タイブレーク跡部&仁王ペアが制し、

7-6、0-6、7-6で勝利!

 

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第2試合

U-17日本代表No3.デューク渡邊 vs 石田銀は、

デューク渡邊の勝利。

 

 

そして、第3試合、ダブルス対決。

U-17 No.8遠野篤京&No.7君島育斗

     vs

木手永四郎&丸井ブン太

 

遠野は「処刑人」、

君島は「コート上の交渉人」の異名を持つ、

どちらもクセのあるプレイヤー。

 

この試合で君島は木手に、ある取引をもちかける。

 

・・・・・・続く。

 

 

★感想★

前巻に続いて、

跡部&仁王ペアが魅せます!

 

本人(跡部)にイリュージョンして、

本人同士で「同調」する作戦もすごいし、

「負けというゴールに向かっていく試合」(に見せかけてるわけだけど)

という局面になっても、

心が折れずに戦う跡部もすごかった。

 

「コート上の詐欺師」にこんなこと言うのはちょっと悔しいけど、

全力で戦ってる仁王も新鮮でいいし、

「これは・・・・・・ダブルス・・・ぜ・・・よ」っていうセリフが、

とてもかっこよかったです。

 

ぜひまた、仁王と跡部の活躍を見たいです!

 

そして毛利寿三郎の、関節外し以外の活躍も

見たいなぁ。。。

 

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第3試合のダブルス対決は、

木手とブン太が、

意外といいダブルスの組み合わせであることがわかります。

 

木手が縮地法で防御し、

ブン太が頃合いを見て妙技で攻撃して決めるのですが、

木手に裏切られたブン太は、

防御のためのボレー「ワンダーキャッスル」という新技を

披露します。

 

次回、このだまし合いはどうなるのでしょうか?