「テニスの王子様」14巻の感想。 やっと手塚のちゃんとしたプレーが登場!そして、ギャグマンガになったのはこの巻だと思う。(氷帝学園①)

この記事は、

テニスの王子様」は、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと認識している

Yu-Taが読んだ感想になります。

 

第14巻「青学最強の男」

 

やっと手塚のちゃんとしたプレーが

登場します!

 

今までは、

「なんかすごい!」という雰囲気はあったのですが、

試合のシーンや技を出してるシーンが

ほとんどありませんでした。

 

乾ががんばったおかげで、

手塚の本気がちょっと引き出されました。

ありがとう、乾。

 

そして、14巻は別の意味でも

ターニングポイントとなる巻だと

思ってます。

 

★あらすじ★

手塚の伝家の宝刀

「ドロップショット」

 

「ドロップショット」とは、

 

ボールに逆回転を与えて、

相手のネット際に落とす打法です。

相手がコートの後ろの方にいた場合、

とても打ちづらいです。

 

「ドロップショット」自体は、

現実のテニスにもある技術だそうです。

 

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ちなみに「伝家の宝刀」とは、

1)その家に代々伝えられてきた名刀。

2)いざというときにだけ使う、とっておきの手段。

という意味で、(明鏡国語辞典より)

この場合は、2)の意味で使われています。

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「ドロップショット」を乾に打ち返された手塚は、

「手塚ゾーン」を発動。

 

「手塚ゾーン」とは、

「ドロップショット」応用した技で、

 

相手が打ち返したとき、

自分のところに帰ってくるように

ボールに回転をかける技。

 

そのため、手塚は、

その場から1歩も動かなくても

相手のボールを打ち返すことができる、

手塚の真の必殺技。

 

「手塚ゾーン」の発動によって、

手塚が勝利する。

 

そのあと、

氷帝学園のみなさまや、

立海大附属中のみなさまが少し登場。

 

そして、

次の試合のダブルス2は、

乾が海堂を勧誘して、

この2人で組むことに。

 

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そして試合当日。

いきなり大石が負傷し、

補欠の桃城が菊丸とダブルスを組むことに。

 

対するは、

氷帝の向日と忍足。

 

菊丸の上を行くアクロバティックさを

誇る向日は、

さっそく月面宙返りムーンサルト)で登場!

 

・・・・・・続く。

 

 

★感想★

ついに出ました「手塚ゾーン」!!

もうここで、

ファンタジー認定してもよいのですが、

「相手が思ったのと違う方向に打たせる」

とか、

「2~3球なら自分の方に打たせることは可能」

など、

プロであれば、

完璧ではなくても

「手塚ゾーン」的なことが

限られた環境の下ではできてしまうので、

 

「ここでファンタジー漫画になった!」

と言いたいけど、

まだちょっと足りない感じです。

 

 

ダブルス2は、

青学の弱点とともに、

毎回メンバーが変わるお楽しみ枠でもある。

 

乾と海堂がどうなるか楽しみ。

 

 

そして、

テニスの王子様ギャグマンガではないかと

個人的に思い始めたのは、

氷帝学園の向日岳人が、

月面宙返りムーンサルト)をしたシーンからです。

 

月面宙返りムーンサルト)をしながらボールを打ち返すのは、

難しいけど、たぶん現実的に不可能ではない。

 

向日は、この技を

相手チームの攪乱のためにやっているらしい。

 

初めてならびっくるするかもだけど、

2回目以降、慣れてきたら攪乱の効果は少ないと思う。

 

そして、打ち返したボールに、

羆落としや、手塚ゾーンのような効果はない様子。

 

どんなにアクロバティックでも、

宙返りしている間にロスの時間が少しは出るはず。

 

そんな、見た目は派手だけど、

効果の少ない技を毎回ドヤ顔でやってる向日。

 

「バカなのかも・・・・・・」って最初は思った。

しかし、向日だけがバカなのではない。

向日を応援している氷帝学園

生徒たちも、彼らの勝利と、

華麗な月面宙返りムーンサルト)を疑っていない。

 

そう、この氷帝学園の試合の場は、

ツッコミ役のいない、

コントなのかもしれない。

 

そっか、読者にツッコミをやってくださいってことなんだ!

 

というわけで、

向日のおかげで、

テニスの王子様は、ギャグマンガなのではと

思い始めました。

 

彼らは、読者を和ませてくれる

エンターテイナーです。

 

忍足のほうが、

氷帝学園の天才ということで、

注目されがちなのですが、

個人的には向日も好きです。

 

氷帝学園のメンバーは、

他にもたくさん面白いネタを繰り広げてくれるので、

次巻以降も楽しみです!

 

 

14巻は、

ネタが盛だくさんすぎて、

おなかいっぱいです。。。

 

 

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