「テニスの王子様」第21巻の感想。 六角中② 菊丸、忍者になる。

この記事は、

「テニスの王子様」は、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと認識している

Yu-Taが読んだ感想になります。

第21巻「菊丸印の新ステップ」

★あらすじ★

佐伯を抜けない菊丸は、

全国大会の切り札として練習していた、

新ステップを投入！！

超高速で移動することで、

残像が残り、

菊丸が2人（3人）になったように見える技。

その名も「菊丸印の新ステップ」

菊丸に翻弄される佐伯と樹を、

不二がきっちり落とし、

青学勝利！！

続く、シングルス3は、

葵剣太郎　vs　リョーマ･･････　じゃなく海堂！！

葵剣太郎は、1年生にして

六角中テニス部の部長になった実力者。

自分を追い込むと、

そのプレッシャーで力を発揮するという、

ドMなのかドSわからない試合運びが好み。

また、「〇〇したら女の子にモテる」など、

自分を追い込むときに独自の願掛けをしていて、

モテることへの執着がすごい。

テニスの王子様において、珍しいキャラ。

もちろん、勝利への執着もすごいけど。

そんな葵に押される海堂だが、

なぜか葵に一定の理解を示す。

「キサマの戦い方には何か確固たる信念がある　気に入った」

とか言い始める。

やっぱり海堂よくわかんない。

理由はともあれ、

信念のある人が好きなのかな。。。

追い込まれたところから粘るのは、

海堂も得意とするところ。

「だから･･････俺流のテニスで貴様を倒す事にする！！」

と、気合十分。

結局、海堂が粘り勝ちし、

青学決勝進出！！

一方、リョーマは、

不動峰の橘と、

立海の切原の試合を見て、衝撃を受ける。

★感想★

ついに菊丸がやりました。

「菊丸印の新ステップ」

技の効果としては、ほぼ「分身の術」。

検証するまでもなく、

実現不可能とは思うけど、

一応考えてみる。

実際、菊丸みたいに分身の術を使うことはできるのか･･････

こんな記事を見つけました。↓

news.yahoo.co.jp

この巻より少し先の話がネタバレしてますが、
高速で動くことによって

分身してるように見せるには、

「人間の目に残像が残る時間は、0.1秒といわれる。

すると菊丸も

『Ａ地点から超高速でＢ地点へ走り、折り返して0.1秒以内にＡ地点に戻る』

という運動を繰り返せば、動きが一瞬止まったＡ地点とＢ地点での残像が、

見る者の網膜に残るはずだ。

つまり、菊丸という1人の人間が、同時に2つの地点にいるように見える。

――と、原理を書くのは簡単だが、実行するのはモーレツに大変だ。2つの地点を0.1秒で1往復ということは、1秒間だと10往復もしなければならないのだから。

＊リンク先の柳田理科雄氏の記事より。

ということらしいです。

時速だと720km。

この巻では、菊丸が3人見えるので、

720km×1.5倍= 1,080km/h

になるのかな？

ボールのスピードが約250km/h

新幹線が約300km/h

旅客機は約900km/h

なので、

旅客機と同じぐらいのスピードで移動してることになる。

もう、空も飛べそうです。

今の人類には残念ながら無理ですね。

数十年後には、

何らかの機械を装着すれば

可能になるのかもしれないけど、

テニスで使うのは何だかもったいない。

この巻が出たのが20年ぐらい前なので、

なおさら不可能。

めちゃくちゃ高度な能力を、

テニスで使っちゃう菊丸は、

たぶんバカだけどかっこいい。

こんなところで、しれっと魔力を使ってきました。

さすが青学の先輩。

氷帝や六角の濃いキャラにも負けてない。

菊丸サイコー！

ちなみに、分身の術には、

何らかの方法で相手をに催眠術をかけて、

分身してるように見せるという方法も

あるらしいけど、ここでは省略。

この方法にしても、

対戦相手の2人だけならともかく、

観客含めこの場の全員に催眠をかけるのは、

難しいだろうなぁ。

あと、集団催眠の技だと、

菊丸のキャラに合わない気がするなぁ。

海堂と葵の試合もおもしろかったです！

海堂と試合で当たるのはしんどいけど、

海堂かっこいいじゃん！

ってなってる今日この頃。

次巻も楽しみです！

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