「テニスの王子様」第38巻の感想。四天宝寺③ 手塚、千歳と戦ってキラキラする。

Yu-Taです!

 

この記事は、

テニスの王子様」を、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと思って読んだ感想になります。

 

第38巻「激突!1球勝負 越前リョーマVS遠山金太郎

 

★あらすじ★

D1は 手塚・乾 vs 財前・千歳

 

手塚がまさかのダブルス出場!

そして、退部したはずの千歳も、

監督に押されて強制出場。

 

一応ダブルスだが、

忍足、財前、乾の配慮により、

実質、手塚 vs 千歳のシングルス対決となる。

 

どうも「才気煥発の極み」は、

ダブルスでは効力を発揮しないらしい。

 

結果、手塚の「百錬自得の極み」と、

千歳の「才気煥発の極み」の一騎打ちとなる。

「無我」を極めた2人の、究極の戦いが始まる!

 

-----------------------------------

序盤は千歳が、手塚の「百錬自得の極み」を封じてリード。

百錬自得の極み」は、パワーショットには倍返しできるが、

そうでないショットには、

効果が十分に生かせない。

 

「才気煥発の極み」の予告も調子よく決まっていたが、

途中で手塚も打数を予告し始め、

しかも手塚の予告が当たり始める。

 

なぜか?

 

・・・・・・実は手塚も「才気煥発の極み」を使うことができたのだ!!

しかも、「百錬自得の極み」と「才気煥発の極み」は、

同時に発動することが可能だった!!

 

そして、手塚(・乾ペア)が勝利!

 

青学が決勝進出を決める。

 

 

準決勝は終わったが、

自分が試合できないことに納得できない

遠山金太郎は、

リョーマと1球だけの勝負をする。

 

1球だけだが、どこまでも続くラリー。

金太郎が放った「超ウルトラ グレート デリシャス 大車輪山嵐」を、

リョーマは謎の技で返し、

ボールが真っ二つに割れたところで引き分けで終了。

 

 

不二「あれが無我の奥の究極の扉・・・『天衣無縫の極み』なのかい?」

それに答えるように南次郎はつぶやく。

「・・・違うな まだまだだぜリョーマ

「そろそろ本格的に教えねーと駄目だねアイツも」

 

・・・・・・続く。

 

★感想★

手塚はやっぱりスゴイです。

今回はふたつのオーラをまとって、

キラッキラです。

跡部も超えてるレベルで物理的にもl輝いでます。

 

そして、

百錬自得の極み」と「才気煥発の極み」の放つオーラは、

外から見てもわかるみたいです。

しかも、技が使えるかどうかに関わらず、

誰にでも見えるみたいなので、

霊感のようなものではなく、

湯気とか煙、またはガスみたいな感じで、

目で見えるもののようです。

 

しかも、左手に集中するとか、

脳の働きを活性化するとか、

自由自在に動かせるようです。

 

そして、両方発動することで、

オーラが2分割されて弱まるどころか、

倍になっているので、

そこも「百錬自得の極み」の効果が効いているのかもしれません。

 

「無我の境地」から分岐する力は、

まさに、ファンタジーの世界で行われる、

超能力や超常現象を説明するための

重要な要素です。

(それは超能力だったり、霊感だったり、念とか、

錬金術とか呼吸とか魔力だったりする)

 

一応テニスマンガなので、

力の源泉については詳しく説明されてないけど、

テニスラケットという魔法の杖で起こす奇跡。

それがテニスの王子様なんだなぁ。

とか思ってしまいました。

 

ーーーーーーーーー

四天宝寺編で、

忍足謙也は結局試合では出てきませんでした。

氷帝の忍足とプレーは似てるのかとか

気になってたのですが、

ちょっと残念!

 

 

そして、最後に決勝進出祝いの

焼肉の王子様」の話が入ってます。

 

テニス以外の場面では、

大石の性格が毎回変わるのがおもしろいですww

 

 


 

「テニスの王子様」第37巻の感想。 四天宝寺② 「テニスの王子様」はバトルマンガになりました。

Yu-Taです!

 

この記事は、

テニスの王子様」を、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと思って読んだ感想になります。

 

第37巻「お笑いテニスの恐怖」

 

★あらすじ★

続いてD2

桃城武&海堂薫 vs    金色小春&一氏ユウジ

IQ200の頭脳お笑いとテニスに全振りしている小春と、

モノマネを得意とする一氏。

その実力は、リョーマですらクスッと笑ってしまうレベル。

 

小春と一氏のペースに

完全に飲まれる2人だったが、

覆面を使って何とか勝利。

 

 

続いてS2

タカさんこと河村隆vs石田銀

不動峰に石田鉄の兄、銀。

 

百八式波動球まで使いこなし、

波動球の無効化もできる銀に、

ひたすら吹っ飛ばされるタカさん。

ついには観客席まで吹っ飛ばされ満身創痍だが、

銀には効かないダッシュ波動球を

ひたすら打ち続けるタカさん。

ただただタカさんだけが、傷ついていく試合に見えるが、

「日本一の力選手(パワープレイヤー)になる為ここに来た」

といって、修行のように向かっていくタカさん。

 

二捨参式波動球になったとき、

観客席の1番上まで吹っ飛ばされたタカさん。

しかし、そこにはなぜか亜久津が!!

 

亜久津は、

「死んでこい河村・・・そのかわりまた吹っ飛ばされんなら

何度でも受け止めてやるよ」

という、テニス漫画とは思えないセリフを吐き、

河村はマッチポイントに臨む。

最期の力を振り絞って打った打球は、

不動峰の橘が打った

「あばれ球」のような分裂魔球となって、

銀の腕を撃破!

 

骨折した銀は棄権し、

何とタカさんが執念の勝利!

 

亜久津は、

「河村よ・・・お前(めえ)の信ずる道を行け

どこまでもな!」

という言葉を残して去る。

 

 

★感想★

テニスの王子様が、新たなるジャンルを開きました。

バトルマンガ、または格闘マンガになりました。

 

タカさんはきっと、

世界平和のため、

魔王を倒すために、

めちゃくちゃパワーアップしなければならず、

そのために石田銀と戦って修行しているんだと思います。

 

たとえこの修行で死んだとしても、

これくらいで負けてたら、

ラスボスに負けて世界が悲惨な最後を迎えてしまうから、

だからだから、この戦いに死力を尽くして挑む!!

 

・・・・・・とでも思わないと、
9割方、タカさんがやられて怪我していく試合を見てるのが、

ツラすぎです。

 

マジメに考えると、

死んでもおかしくないぐらいの怪我だし、

そもそもこの試合、

全国大会の準決勝なので、

この試合で怪我すると、

たぶん決勝には出られないし、

昔の手塚のように、

腕を犠牲にして全国行こうってレベルも超えてるし。。。

(といって、手塚の腕を犠牲にしていいわけではない)

全国大会優勝するために、

タカさんが死んでもいいって思っってても、

そこは竜崎先生と手塚は止めないといけないのではと、

思ってしまいます。

マジメに考えすぎですかね。

 

まあ、ギャグマンガなので大丈夫なんだろうけど、

今回の怪我は笑えなかったです。

亜久津が出てきたところで、ちょっとギャグっぽくなって

まだ救われました。

亜久津は、初めていい仕事した気がします。

リョーマに負けて、心を入れ替えたのでしょうか。

 

 

------------------------------

 

そしてお笑いテニス。

テニスの王子様のキャラたちは、

本人たちは笑いを狙ってないのに面白い、

っていう設定のキャラが多いので、

 

自分から笑いを狙っていく、

金色小春と一氏ユウジは、

珍しいキャラだと思います。

お笑いテニスで、くそマジメな真田とか倒してもらいたいです。

 

 

オネエネタで笑かすのは、

発行当時の2007年は大丈夫だったと思うのですが、

2023年現在、

コンプラ的にありなんでしょうか。

ちょっと気になりました。

 

 

あと、桃城と海堂がかっこよかったです。

特に海堂は巻を追うごとにかっこよくなってる気がします!

 

 

次回はあの人がダブルスで登場します!

 

 


 

「テニスの王子様」第36巻の感想。四天宝寺中① 変態白石と百腕巨人の門番。

Yu-Taです!

 

この記事は、

テニスの王子様」を、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと思って読んだ感想になります。

 

第36巻「熱闘!青学VS四天宝寺

 

★あらすじ★

橘と戦った後、退部届を出す千歳。

全国大会の途中であるにもかかわらず、

監督の渡邊オサムはそれをすんなり受け入れる・・・・・・。

 

そして迎えた準決勝。

 

第1試合S3は、

不二周助vs白石蔵ノ介

部長で四天宝寺の聖書(バイブル)と呼ばれる白石。

基本に忠実で、完璧なテニスが持ち味。

口癖は「んんーー絶頂!(エクスタシー)」

 

白井市の完璧なテニスは、

完璧すぎて退屈なのだが、

不二の消えるサーブや、「三種の返し球」をことごとく打ち返す。

そして、第4の「蜉蝣包み」まであっさり返されてしまう。

 

しかし、リョーマの「本気でやってよ」という応援により、

不二も本気モードに。

 

「つばめ返し」→「鳳凰返し」

「羆落とし」→「麒麟落とし」

「白鯨」→「白龍」

に進化させて反撃。

 

さらに、この試合中に新技を完成!

第5の返し球(ファイナルカウンター)

「百腕巨人の門番(ヘカトンケイルのもんばん)」。

 

ラケットの裏面も使った、

2乗の超回転!

その超回転によって、相手のボールはネットを越えられない。

 

「百腕巨人の門番」によって、

0-4からマッチポイントまで追い上げるが、

白石もだんだんと攻略し、

ついにネットを超える。

 

不二は負けてしまうが、

勝ちへのこだわりを身につけ、

さらに強くなった。

 

 

★感想★

千歳がいきなり退部したのには、

びっくりしました。

今後は出てくるのでしょうか???

 

 

不二vs白石は、

不二についていろいろ考えちゃいました。

手塚の影響で、勝ちにこだわるようになったのは、

人間らしさがあっていいなと思いました。

 

それはいいとして、

白石がいってた、

「ムダな動きが多い」というのは何だか納得してしまいました。

 

「羆落とし」や「麒麟落とし」のときは、

決めポーズが後ろ向きだし、

まあ不二ならその後も打てるのかもしれないけど、

ムダな動きといえばムダ。

 

不二は、返し球が華麗だし、

それを考えつくのは天才なんだけど、

ストーリーが進むにつれて、

技を作っては破られ、

ってことが多くなって、

技だけじゃない強さも、

もっと注目されるといいなぁと思いました。

新技も、これ1回限りだったらもったいなさすぎる。

 

--------------

「百腕巨人(ヘカトンケイル)」とは、ギリシャ神話に出てくる巨人で、

「百の手」という意味があるらしいです。

 

不二の返し球のなかで、

これだけネーミングの雰囲気が違います。

今までの技は、

和風な名前だったけど、

(進化して中華風になるけど)

これはいきなりギリシャ神話です。

 

何か心境の変化があったのでしょうか?

せっかくなので、全部和風でまとめたほうがかっこよかったな。

と、思いました。

 

(厳密に言うと、「白鯨」を小説の名前からとっているなら、

アメリカの小説なので、

元々海外の文化にも興味があったのかもしれません)

 

 

変態な口癖に反して、

テニスは王道の白石もおもしろかったです。

 

 

 


 

「テニスの王子様」第35巻の感想。 氷帝学園・全国大会編④ リバーシブル表紙になってます!

Yu-Taです!

 

この記事は、

テニスの王子様」を、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと思って読んだ感想になります。

 

第35巻「さらば氷帝学園

 

★あらすじ★

跡部景吾といえば、

「鉄壁の守備で持久戦にもつれ込ませ、

相手の弱点を突き崩し・・・・・・
肉体的そして精神的にも相手に

敗北という2文字を与えるのが奴のテニス」

 

と思われていたが、

本来は超攻撃型のテニスだった。

 

部長としての底力を見せる跡部リョーマの戦いは、

いつ終わるともわからない、

タイブレークへ。

 

お互い一歩も譲らず、

体力も尽き、コートに倒れ込む2人。

起き上がったほうが勝ちとなる状況で、

立ち上がったのは跡部

 

リョーマは立ち上がってサーブを打たなければ負けとなるが・・・・・・?

あと数秒のところで立ち上がり、

サーブを打つ!!

 

対する跡部は、、、

微動だにせず。

 

立ったまま気絶していたのだった。

気を失ってなお、君臨する跡部

 

辛くも青学が勝利し、

準決勝進出!

 

 

続いて、

勝った方が青学と準決勝で当たる、

不動峰vs四天宝寺

 

不動峰もパワーアップして頑張るが、

四天宝寺が数段強く、

最終試合は

橘桔平vs千歳千里

 

九州時代に橘が怪我をさせてしまったのは、

実は千歳だった。

この試合で彼なりにケジメをつけた橘。

 

橘は「あばれ獅子」と言われた猛攻撃で攻めるが、

千歳は、得意技の「神隠し」そして、

「才気煥発の極み」を発動し、勝利する。

 

 

「才気煥発の極み」は、

「無我の境地」のその先にある3つの扉のうちのひとつ。

無我のパワーを、頭脳を活性化させることに使うことにより、

試合の展開を一瞬でシミュレーションでき、

将棋のプロのように、

何打目に試合が決まるかもわかってしまう能力。

 

何打目で決まるか事前に予告することにより、

予知能力があるかのような印象を

相手に与える効果もある。

 

 

そして次巻は、いよいよ準決勝。

青学vs四天宝寺

 

 

 

★感想★

この巻は、リバーシブル表紙になっていて、

跡部跡部ファンに配慮した内容となっています。

 

表面の表紙↓

f:id:diayury:20230412184741j:image
f:id:diayury:20230412184828j:image

裏面の表紙↓
f:id:diayury:20230412184816j:image
f:id:diayury:20230412184706j:image

本編には出てこないけど、

試合に負けて、

坊主(?というよりソフトモヒカンぐらい)

になった跡部が見れます。

 

本編に出すのは、跡部様の名誉のために、

NGだったのでしょうか。

といっても、完全には坊主じゃないし、

この髪型もかっこいいですが。

 

さらばっていうのがちょっと寂しいです。

ありがとう氷帝学園。そして跡部。向日、日吉、レギュラーのみんな・・・・・・

(宍戸とか鳳とか忍足、そしてジローも好きだけど、お笑い担当はこの3人かなぁ。

音楽教師にしてテニス部顧問の榊もいいキャラでした。

そして、樺地跡部に多大な恩でもあるんだろうか)


そして、氷帝学園の応援団のみなさん。

君たちのおかげで、

テニスの王子様が10倍楽しくなりました。

願わくば、次のシリーズでも、

たくさん出てきてほしいなあ。

 

f:id:diayury:20230413213654j:image

 

 

そして、

ついに実現した、

橘vs千歳の試合。

いつか千歳の目が完全に治って、

橘と全力の勝負をしてもらいたいです。

「才気煥発の極み」は、視力の補強もしてるのかもしれないですね。

橘の、「あばれ球」っていう分裂魔球も気になります。

 

 

「才気煥発の極み」は分析能力とも言えるので、

跡部とか乾とかが身につけると、相性よさそう。

というか、テニスより他のことに役立ちそうな能力ですね。

それこそ将棋とか、ビジネスの場で役立ちそう。

 

そうか、プロ棋士は「才気煥発の極み」身につけていたのか。。。

 

では次巻!

 

 


 

「テニスの王子様」第34巻の感想。 氷帝学園・全国大会編③ ダブルスの奇跡「同調(シンクロ)」

Yu-Taです!

 

この記事は、

テニスの王子様」を、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと思って読んだ感想になります。

 

第34巻「同調(シンクロ)」

 

★あらすじ★

宍戸・鳳ペアに6-3と追い込まれる、

大石・菊丸ペア。

 

しかし、絶体絶命の窮地に立てばたつほど、

2人の呼吸は合っっていく。

そして、氷帝のマッチポイント。

大石と菊丸は、謎の光に包まれ、

同調(シンクロ)する。

 

 

同調(シンクロ)とは、

絶体絶命のピンにの時にのみまれに訪れる、

ダブルスの奇跡。

お互いにパートナーを信頼することで、

無意識のうちに相手の動き、思考、息遣いまでが同調し、

合図を送らなくても、

相手が次にどのように動くのか、

手に取るようにわかってしまう状態。

 

テニスの王子様のトッププロの世界では、

「同調(シンクロ)なしにダブルスでは世界は獲れぬ」

と、言われている。

 

 

同調のおかげで青学は氷帝追いつき、

タイブレークに突入。

 

しかし、最後の1球で菊丸は大石の手首の限界を察したのか、

大石を止め、

氷帝勝利。

 

 

試合は2勝2敗となり、

勝負はS1の結果に委ねられる。

 

--------------------------

S1は、リョーマvs跡部

 

お互いに唯我独尊ば性格の2人は、

負けたほうが坊主になるという賭けをする。

 

リョーマは新技、

ドライブDと、「無我の境地」。

 

跡部は「タンホイザーサーブ」と、「氷の世界」で対決!

 

f:id:diayury:20230409135700j:image
f:id:diayury:20230409135642j:image

 

----------

タンホイザーサーブ」は、リョーマの「COOLドライブ」のように

イレギュラーバウンドをするサーブ。

 

「氷の世界」は、相手の死角を見抜く技。

跡部が元々使っている、「眼力(インサイト)」をパワーアップさせたもの。

 

能力を発動した際の景色が、氷の世界になるため、

「領域展開」のように、

異空間を作っているように見える。

しかし、

見えているのが跡部だけなら、

分析能力がめちゃくちゃ上がっただけなので、

魔力を使っているかどうかは謎。

 

異空間を作るよりは地味だけど、

相手の死角を必ず見つけ出す能力も、

実際はかなり

不可能な技なので、

透視能力的な超能力なのかもしれません。

----------

 

「氷の世界」で押されるリョーマだが、

唯一の対抗手段、

「手塚ゾーン」で応戦。

「無我の境地」では、現状「手塚ゾーン」はできないが、

南次郎との日々の試合で、

リョーマは平常の状態で、

「手塚ゾーン」ができるようになっていた!

 

さらには、「破滅への輪舞曲」で跡部にボールを返すなど、

リョーマも一歩も引かない。

 

さて、

勝負の行方は??!

 

 

★感想★

「同調(シンクロ)」については、

あんまり突っ込む気にならないけど、

現実でも相手の相手の動き、思考、息遣い等は

読んでダブルスしてるんだろうなぁ。

シンクロナイズドスイミングの中で、

完全に同じ動きをする場合は、

合図を送らなくても一致とかありそうです。

 

ストーリーは、

大石の頑張りと、

「同調(シンクロ)」のおかげで、

菊丸が1人ダブルスしなくてよくなり、

寂しさが解消されたみたい。

 

でも、大石にもあんまり無理はしないでほしいです。

 

この技は、無意識で起こるらしいですが、

「無我の境地」のときみたいに、

さくっと

次回から意識的にON、OFFできるようになってそうww

 

菊丸の感想によると、

「大石と二人で雲の上の様なトコにいて

すっげーたのしかっ・・・・・・アレ?」

と言ってるので、幽体離脱ぽくて、

割と危ない技かもですがw

 

2人のオリジナル技かと思ったら、

この世界では、

他でも起こることみたいで、

トッププロと同じ素質を持ってるなんてすごいですね!

 

 

 

そして跡部

今回も期待を裏切らないナルシストぶり、

王様ぶり、を見せてくれました!

跡部じゃなきゃ絶対言えないセリフの数々。

 

技の完成させるために、

わざわざ立海大付属まで1人で乗り込んで行って、

真田と戦う自信。

 

不遜な態度は真田ともいい勝負。

 

あと、技名が「破滅への輪舞曲」

タンホイザーサーブ」

さらに、

Genius298 の題名も

「戦いの前奏曲(プレリュード)」

なあたり、

きっと跡部クラシック音楽が好きなのでしょう。

 

クラシック好きなYu-Taとしては、

嬉しいです。

 

「氷の世界」も最高です!

「眼力(インサイト)」も「氷の世界」も、

相手を分析する技。

ちょっと意外な感じもするけど、

氷帝の部長を務め、

将来は跡部財閥を引っ張っていく者として、

まずは相手を知ることからってことでしょうか。

 

でも、「氷の世界」が異空間を作る系の技だって線も、

捨てないでおきたいです!

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

テニスの王子様 34【電子書籍】[ 許斐剛 ]
価格:408円 (2023/1/29時点)

楽天で購入

 

「テニスの王子様」第33巻の感想。 氷帝学園・全国大会編② 樺地にも「ウス!」以外のセリフがあったらしい。

Yu-Taです!

 

この記事は、

テニスの王子様」を、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと思って読んだ感想になります。

 

第33巻「手塚国光九州編」

 

★あらすじ★

手塚の回想シーン。

九州で肩の治療をしていた手塚。

そこで出会った少女は、

試合のときだけ実力が発揮できないという。

その少女とテニスの練習をするうち、

実は自分もイップスだったと気づく手塚。

少女がイップスを克服したとき、

手塚もまた新たな一歩を踏み出した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そして場面は対樺地戦に戻る。

百錬自得の極み」を発動して樺地を引き離す手塚。

 

しかし、「百錬自得の極み」ですらコピーしてしまう樺地

自分と戦っているようなものなので、

手塚の勝利は難しいかと思われたが、

降り出した土砂降りの雨に、

経験値の差で辛くも勝利する手塚。

 

 

 

そのまま試合は雨で延期となり、

翌日はダブルスの試合からスタート。

 

大石・菊丸 vs 宍戸・鳳

 

大石・菊丸のオーストラリアンフォーメーションを封じるため、

誘導型の陣形で対抗する宍戸・鳳

双方とも弱点を克服し、大接戦となる。

そして試合はタイブレークに突入!

 

 

★感想★

手塚も九州でいろいろあって、

復活したというエピソードがあって、

ますます手塚ファンになりました!

 

この少女、ミユキちゃんは、

橘の親友だった、

千歳の妹だということがわかります。

 

 

手塚と樺地って、

かなり意外な組み合わせ!

手塚がパワープレイヤーと

対戦しているシーンがなかったので、

今回の試合はおもしろかったです。

 

あと、樺地跡部に返事する以外にも、

話したりすることあるんですね。

それが何だか意外でした。

f:id:diayury:20230409110232j:image

 

ところで、樺地がコピーした技は、

その後はいつでも使用可能なのでしょうか。

今のところ、対戦相手のコピーしか見せていないけど、

コピーした技を、いつでも使えるとしたら、

樺地最強!ってことになる。

まあ、コピーだけだと、

「無我の境地」でもそれに近いことができるので、

樺地のアドバンテージは、

自分の好きなときに技を出せるところと、

その体力とパワーってことになるけど。

 

その辺どうなのか、

今後の試合で出てくるといいなあ。

 

樺地に弱点があるとしたら、

いろいろ吸収して、

自分の意思を持ってしまい、

純粋じゃなくなったときに

出てくるかもかもしれないですね。

自分の意思を持った後も、

跡部様をサポートしてくれたら、胸熱です。

 

f:id:diayury:20230409110615j:image

 

 

そして、

宍戸と鳳も、

また活躍してて嬉しいです。

 

魔力を使った技もおもしろいですが、

全員そうだと飽きてきてしまうので、

宍戸と鳳みたいな、

まだ現実世界で説明可能な選手も

活躍しててほしいなあ。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

テニスの王子様(33) 手塚国光九州編 (ジャンプコミックス) [ 許斐剛 ]
価格:429円(税込、送料無料) (2023/1/29時点)

楽天で購入

 

「テニスの王子様」第32巻の感想。 氷帝学園・全国大会編①  千の技を持つ忍足と、風になった桃城。

Yu-Taです!

 

この記事は、

テニスの王子様」を、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと思って読んだ感想になります。

 

第32巻「くせ者同士」

 

★あらすじ★

全国大会準々決勝

青学vs氷帝学園

 

第1試合、S3は、

桃城vs忍足

 

山ごもりで修業した桃城は、

洞察力を極限まで研ぎ澄まし、

風の動きや打球音、忍足のしぐさ、呼吸、目の動き、

心理状態まで読み取り、

忍足をリード。

 

あっという間に4-0となるが、

桃城の技に気づいた忍足は、

心を閉ざして桃城の洞察力を封じる。

 

そして、F&D(フェイクアンドドロップショット)

F・A・S(フラット アプローチ ショット)

S・S・A・S(サイド スピン アプローチ ショット)

などで桃城に追いついてくる。

 

途中、忍足のボールを打ちかえそうとして、

柱にぶつかり流血。

このままプレーできないかと思われたが、

リョーマのひとことで、

以前の桃城のプレーに戻り、

試合再開。

 

お互いに100%の力を出し切っていなかった2人だが、

ここから全力で激突!

 

手塚は、桃城のことを

「相手が強ければ強い程燃えて力を発揮するタイプ」

と見抜いていた。

そして、今回の試合は、桃城、忍足双方にとって、

負けられない試合だった。

 

激しいラリーが続き、

最後は桃城のボールが忍足のラケットを飛ばし、

桃城勝利かと思われたが、

ボールは桃城のコートに戻り、

忍足勝利!

 

ーーーーーーーーーーーー

 

そして第2試合。

D2

乾&海堂 vs 向日&日吉

 

持久戦が得意な乾&海堂に対し、

短期決戦で決める作戦の向日&日吉は、

開始直後からフルパワーで攻撃。

 

乾は超高速サーブをさらに進化させた新技、

「滝(ウォーターフォール)」を使って反撃!

そのスピードは212㎞/h

しかし、氷帝の作戦にはまり、

2-5とリードされる。

 

あと少しで氷帝勝利だったが、

いつの間にか体力を消耗していた向日と日吉。

海堂の新技、「トルネードスネイク」も決まり、

乾&海堂が勝利。

 

1勝1敗で互角の2校。

 

続くS2

氷帝樺地の相手は何と手塚!

どんな技でも吸収する樺地

「手塚ゾーン」ですら吸収する樺地にどうやって勝利するのか?!

 

ーーーーーーーーーーー

そして、手塚の九州での回想シーンに続く。

 

 

★感想★

忍足が再び登場。

関東大会では、「羆落とし」を打つなど、

技術面では「氷帝の天才」の存在感をアピールした忍足。

 

しかし、ダブルスだったせいか、

曲芸師向日の派手さに押され、

天才ぶりをあまり見られなかったのが残念でした。

 

今回は、

「千の技を持つ天才」の異名を持つ忍足侑士の技が、

前回よりもたくさん出てきます。

 

技名がS・S・A・Sなど、アルファベットなのが特徴的。

そして、意味は、「サイド スピン アプローチ ショット」

の略であり、よく考えると割と現実にもありそうな

まともな技。

 

テニスの王子ということで、

もっと中二病的な技を期待してしまうのだが、

忍足はテニスの王子様では珍しく、

技に関しては堅実なキャラ設定なのでしょう。

 

1000個も技があるのなら、

もっとたくさん出してほしい。

今後に期待です。

 

そして、氷帝学園の応援団のみなさんは、

ここでもいい仕事してます。

1000個ある忍足の技を覚えて、

打った瞬間に「〇〇だ!」と声援を送っています。

 

堅実な故、ひとつひとつの技の違いを見分けるのが大変な気がしますが、

そこを全部覚えているところはさすがです!

記憶力とテニス部への愛がすごいです。

 

桃城は、パワーテニスからスピリチュアルに

キャラ変したのかと思ってびっくりしたのですが、

最終的にはパワーテニスでちょっと安心しました。

 

 

そして、D2

今回も向日と日吉がやってくれました。

この二人面白すぎます!

期待を裏切らないです。

正直ネタ切れを危惧していたのですが、

コンビを組むことで、

さらに面白くなりました。

新ネタも期待です!