「テニスの王子様」第37巻の感想。 四天宝寺② 「テニスの王子様」はバトルマンガになりました。

Yu-Taです!

 

この記事は、

テニスの王子様」を、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと思って読んだ感想になります。

 

第37巻「お笑いテニスの恐怖」

 

★あらすじ★

続いてD2

桃城武&海堂薫 vs    金色小春&一氏ユウジ

IQ200の頭脳お笑いとテニスに全振りしている小春と、

モノマネを得意とする一氏。

その実力は、リョーマですらクスッと笑ってしまうレベル。

 

小春と一氏のペースに

完全に飲まれる2人だったが、

覆面を使って何とか勝利。

 

 

続いてS2

タカさんこと河村隆vs石田銀

不動峰に石田鉄の兄、銀。

 

百八式波動球まで使いこなし、

波動球の無効化もできる銀に、

ひたすら吹っ飛ばされるタカさん。

ついには観客席まで吹っ飛ばされ満身創痍だが、

銀には効かないダッシュ波動球を

ひたすら打ち続けるタカさん。

ただただタカさんだけが、傷ついていく試合に見えるが、

「日本一の力選手(パワープレイヤー)になる為ここに来た」

といって、修行のように向かっていくタカさん。

 

二捨参式波動球になったとき、

観客席の1番上まで吹っ飛ばされたタカさん。

しかし、そこにはなぜか亜久津が!!

 

亜久津は、

「死んでこい河村・・・そのかわりまた吹っ飛ばされんなら

何度でも受け止めてやるよ」

という、テニス漫画とは思えないセリフを吐き、

河村はマッチポイントに臨む。

最期の力を振り絞って打った打球は、

不動峰の橘が打った

「あばれ球」のような分裂魔球となって、

銀の腕を撃破!

 

骨折した銀は棄権し、

何とタカさんが執念の勝利!

 

亜久津は、

「河村よ・・・お前(めえ)の信ずる道を行け

どこまでもな!」

という言葉を残して去る。

 

 

★感想★

テニスの王子様が、新たなるジャンルを開きました。

バトルマンガ、または格闘マンガになりました。

 

タカさんはきっと、

世界平和のため、

魔王を倒すために、

めちゃくちゃパワーアップしなければならず、

そのために石田銀と戦って修行しているんだと思います。

 

たとえこの修行で死んだとしても、

これくらいで負けてたら、

ラスボスに負けて世界が悲惨な最後を迎えてしまうから、

だからだから、この戦いに死力を尽くして挑む!!

 

・・・・・・とでも思わないと、
9割方、タカさんがやられて怪我していく試合を見てるのが、

ツラすぎです。

 

マジメに考えると、

死んでもおかしくないぐらいの怪我だし、

そもそもこの試合、

全国大会の準決勝なので、

この試合で怪我すると、

たぶん決勝には出られないし、

昔の手塚のように、

腕を犠牲にして全国行こうってレベルも超えてるし。。。

(といって、手塚の腕を犠牲にしていいわけではない)

全国大会優勝するために、

タカさんが死んでもいいって思っってても、

そこは竜崎先生と手塚は止めないといけないのではと、

思ってしまいます。

マジメに考えすぎですかね。

 

まあ、ギャグマンガなので大丈夫なんだろうけど、

今回の怪我は笑えなかったです。

亜久津が出てきたところで、ちょっとギャグっぽくなって

まだ救われました。

亜久津は、初めていい仕事した気がします。

リョーマに負けて、心を入れ替えたのでしょうか。

 

 

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そしてお笑いテニス。

テニスの王子様のキャラたちは、

本人たちは笑いを狙ってないのに面白い、

っていう設定のキャラが多いので、

 

自分から笑いを狙っていく、

金色小春と一氏ユウジは、

珍しいキャラだと思います。

お笑いテニスで、くそマジメな真田とか倒してもらいたいです。

 

 

オネエネタで笑かすのは、

発行当時の2007年は大丈夫だったと思うのですが、

2023年現在、

コンプラ的にありなんでしょうか。

ちょっと気になりました。

 

 

あと、桃城と海堂がかっこよかったです。

特に海堂は巻を追うごとにかっこよくなってる気がします!

 

 

次回はあの人がダブルスで登場します!