「テニスの王子様」第38巻の感想。四天宝寺③ 手塚、千歳と戦ってキラキラする。

Yu-Taです!

 

この記事は、

テニスの王子様」を、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと思って読んだ感想になります。

 

第38巻「激突!1球勝負 越前リョーマVS遠山金太郎

 

★あらすじ★

D1は 手塚・乾 vs 財前・千歳

 

手塚がまさかのダブルス出場!

そして、退部したはずの千歳も、

監督に押されて強制出場。

 

一応ダブルスだが、

忍足、財前、乾の配慮により、

実質、手塚 vs 千歳のシングルス対決となる。

 

どうも「才気煥発の極み」は、

ダブルスでは効力を発揮しないらしい。

 

結果、手塚の「百錬自得の極み」と、

千歳の「才気煥発の極み」の一騎打ちとなる。

「無我」を極めた2人の、究極の戦いが始まる!

 

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序盤は千歳が、手塚の「百錬自得の極み」を封じてリード。

百錬自得の極み」は、パワーショットには倍返しできるが、

そうでないショットには、

効果が十分に生かせない。

 

「才気煥発の極み」の予告も調子よく決まっていたが、

途中で手塚も打数を予告し始め、

しかも手塚の予告が当たり始める。

 

なぜか?

 

・・・・・・実は手塚も「才気煥発の極み」を使うことができたのだ!!

しかも、「百錬自得の極み」と「才気煥発の極み」は、

同時に発動することが可能だった!!

 

そして、手塚(・乾ペア)が勝利!

 

青学が決勝進出を決める。

 

 

準決勝は終わったが、

自分が試合できないことに納得できない

遠山金太郎は、

リョーマと1球だけの勝負をする。

 

1球だけだが、どこまでも続くラリー。

金太郎が放った「超ウルトラ グレート デリシャス 大車輪山嵐」を、

リョーマは謎の技で返し、

ボールが真っ二つに割れたところで引き分けで終了。

 

 

不二「あれが無我の奥の究極の扉・・・『天衣無縫の極み』なのかい?」

それに答えるように南次郎はつぶやく。

「・・・違うな まだまだだぜリョーマ

「そろそろ本格的に教えねーと駄目だねアイツも」

 

・・・・・・続く。

 

★感想★

手塚はやっぱりスゴイです。

今回はふたつのオーラをまとって、

キラッキラです。

跡部も超えてるレベルで物理的にもl輝いでます。

 

そして、

百錬自得の極み」と「才気煥発の極み」の放つオーラは、

外から見てもわかるみたいです。

しかも、技が使えるかどうかに関わらず、

誰にでも見えるみたいなので、

霊感のようなものではなく、

湯気とか煙、またはガスみたいな感じで、

目で見えるもののようです。

 

しかも、左手に集中するとか、

脳の働きを活性化するとか、

自由自在に動かせるようです。

 

そして、両方発動することで、

オーラが2分割されて弱まるどころか、

倍になっているので、

そこも「百錬自得の極み」の効果が効いているのかもしれません。

 

「無我の境地」から分岐する力は、

まさに、ファンタジーの世界で行われる、

超能力や超常現象を説明するための

重要な要素です。

(それは超能力だったり、霊感だったり、念とか、

錬金術とか呼吸とか魔力だったりする)

 

一応テニスマンガなので、

力の源泉については詳しく説明されてないけど、

テニスラケットという魔法の杖で起こす奇跡。

それがテニスの王子様なんだなぁ。

とか思ってしまいました。

 

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四天宝寺編で、

忍足謙也は結局試合では出てきませんでした。

氷帝の忍足とプレーは似てるのかとか

気になってたのですが、

ちょっと残念!

 

 

そして、最後に決勝進出祝いの

焼肉の王子様」の話が入ってます。

 

テニス以外の場面では、

大石の性格が毎回変わるのがおもしろいですww