この記事は、
「テニスの王子様」は、
イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ
または、
新しい形態のダークファンタジー
だと認識している
Yu-Taが読んだ感想になります。
第26巻「越前リョーマvs真田弦一郎」
★あらすじ★
切原のボールを頭に受けて、
一時的に目が見えなくなった不二。
普通ならここでリタイアだが、
勝ちたい気持ちと、手塚への気持ちで
プレーを続ける不二。
そして、新たなる能力が開花。
なんと、ボールを気配のみで感じ取り、
的確に打ち返す!!
切原が「無我の境地」*で返すが、
まだ切原の身体能力が真田には追い付かず、
肉体に限界がきて不二勝利!
*「無我の境地」とは、
己の限界を超えた者のみがたどり着ける境地。
頭で考えて動くのではなく、
身体が実際体験した記憶等も含め
無意識に反応してしまう状態。
パワーやスピードが爆上がりしたり、
見ただけの他人の技がいきなりできるようになったりする。
そして、最後の試合は、
シングルス1
越前リョーマvs真田弦一郎
始めから「無我の境地」を発動させて挑むリョーマだが、
真田の必殺技、
「風林火山」に押されてしまう。
・・・・・・続く。
★感想★
不二がサクッと人類の限界を超えていきました。
竜崎先生が、前の巻で
「青学(ウチ)はこんな天才を眠らせていたのか」
とか言ってるけど、
そういうレベルじゃない。
イルカやコウモリみたいに、
超音波か何かを飛ばして
まわりの状況を把握しているか、
同じジャンプのマンガ、
「HUNTER×HUNTER」に出てくる、
念を使った「円」みたいな能力だと思われる。
不二本人は、
「(目が見えなかったことで、)極限状態限界まで
神経が研ぎ澄まされていたから(できた)」
と、考察しているけど、
この巻で、人類としての一線を越えてしまった感じがします。
不二先輩、さらに遠い人になっちゃったなぁ。
あとは、
真田の「悪いラスボス感」がすごいです。
魔王みたいで笑える。
一応テニスのマンガだってことを忘れそうです。
さて、勇者リョーマは
悪い魔王(じゃなくて皇帝真田)を倒せるでしょうか。
・・・・・・続く。
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