「テニスの王子様」第31巻の感想。 比嘉中③ 菊丸の一人ダブルス!!!

この記事は、

テニスの王子様」は、

イケメンがたくさん出てくるギャグマンガ

または、

新しい形態のダークファンタジー

だと認識している

Yu-Taが読んだ感想になります。

 

第31巻「奇策!? 菊丸のシングルス」

 

★あらすじ★

続いてシングルス2

 

比嘉中の甲斐裕次郎 vs 青学はなんと、菊丸英二

 

ダブルス専門のはずの菊丸が

なぜかシングルスに登場。

 

六角中の佐伯の試合を見て、

縮地法が左右に弱いことを見抜いた菊丸は、

ボールを左右に振って、試合を優位に進める。

 

シングルスでも全然いける実力!

 

しかし、菊丸がシングルスに出ていたのには理由があった。

 

ーーーーーーーーーー

 

大石と一緒に、全国ナンバーワンのダブルスコンビになるため、

自分の弱点であるスタミナ不足を克服する

レーニングを積んでいた菊丸。

そして、その通りに弱点を克服した菊丸だったが、

大石は、そんな菊丸に、

自分のケガが治っていないことを言い出せなかった。

 

そして、

29巻での、大石vs手塚の試合を見て、

大石がシングルスで戦っていることに、

そして、手首のケガがまだ治っていなかったことを、

自分に言わなかったことに怒り、

今回シングルスで出場していたのだ。

 

ーーーーーーーーーー

菊丸が楽勝で勝利かと思われたが、

甲斐は、自分が左利き、

それも裏手の左利きであることを隠していた。

 

ラケットを持ち換えた甲斐は、

裏手であることを生かした必殺技、

「海賊の角笛(バイキングホーン)」を発動。

 

裏手のため極限までボールを打たずに引き付けることができる。

そして、威力も強くなる。

 

「海賊の角笛」で追いつかれた菊丸。

絶体絶命!

 

そして菊丸が出した答えは、

「やっぱ駄目かぁ・・・・・・シングルスじゃ」

「ならダブルスでいくよ」

 

そして、菊丸印のステップを使って、

前代未聞の「一人ダブルス」を発動!!

 

激闘の末、甲斐に勝利した菊丸は、

やっぱり自分はダブルスのほうが楽しい、

ということを再確認し、

大石と仲直り。

 

ーーーーーーー

続く第4試合、

海堂&乾ペアのダブルスも勝利!

この試合については、

勝ったことしかわからず、

省略されている。

 

 

そして、最終試合、

「殺し屋」木手永四朗 vs 手塚国光

 

九州大会では、

各校のエースの息の根を止めてきたという木手。

(テニスでっていう意味で、本当に息の根を止めてはない。たぶん)

外見もオールバックでメガネの殺し屋っぽい出で立ちの木手。

 

ずば抜けたバランス感覚の持ち主で、

全ての方向への縮地法が使える木手。

田仁志に「ビッグバン」を教え、

さらい威力のある「ビッグバン」を打ってくる木手。

 

「ラケットは・・・・・・人を傷つける為にあるんじゃない!」

その攻撃的なテニスを諫める手塚だが、

聞き入れる様子のない木手。

 

そんな木手に、手塚は

百錬自得の極み」を発動!!

 

百錬自得の極み」は、「無我の境地」の上位スキルで、

爆発的にあふれるパワーを左腕一本に集めることにより、

威力・回転等を倍返しで返すことができ、

さらに疲労も最小限に抑えられる技。

 

そして、それを可能にしているのが、

「手塚ゾーン」である。

ケガで封印していたが、

これが本来の手塚の力だった!!!

 

最後の最後で、

汚い技で返そうとする木手に、

「そんなお前の1勝を 部員達はのぞんでいるのか?」

と問いかけ、

零式ドロップで勝利する手塚。

 

そしてついに、

ベスト8出そろう!!

 

 

準々決勝の相手は、

なんと氷帝学園

会場の氷帝コールにアウェーな青学だが、

六角中の選手たちが比嘉中戦のお返しに応援してくれる。

 

 

★感想★

またしても菊丸がやりました。

今度は1人ダブルス。

 

「――会場にいる誰もが目を疑う

 そこには信じられない光景があった」

 

なんてナレーションが白々しく感じるぐらいの衝撃!

まあ、分身した時点でいつかこうなることは、

薄々わかっていたのかもしれないけど。

 

⬇︎分身した21巻の記事。

yutazakki.hatenablog.jp

 

そして、大石への気持ちの大きさを感じた回でもありました。

21巻のときも参照したこの記事のように、⬇︎

news.yahoo.co.jp

 

シングルスでも、

あの移動能力があれば、

どんな変化球でもバウンドする前に、余裕で打ち返せるはず。

 

それができないのは、

ダブルスじゃないと寂しくて、

最大限の能力が発揮できない、

ということなのでしょう。

 

どんだけ寂しがり屋なんだ、菊丸。

そして、菊丸にダブルスの楽しさを教えてしまった大石は罪深い。

そして責任重大です。

 

菊丸の能力を発揮させるには、

大石が必要なので、

この先、菊丸がどんなに強くなっても、

追いついていかないといけません。

 

そんな2人の強い絆を感じました。

 

 

そして、手塚の

百錬自得の極み」。

 

半沢直樹もビックリの倍返し。

明らかに、魔力かオーラ的なものを操ってます。

まあでも、まだまだ手塚は強いってことがわかって

よかったです。

 

手塚にはいつまでも、

リョーマのラスボスでいほしいです。

 

 

次巻は再び、

「美しすぎる芸人集団」氷帝学園が登場!

楽しみです。

 

 

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