青の祓魔師 イゴール・ネイガウス先生についての覚書。

Yu-Taです!

久しぶりに「青の祓魔師」を読みました。

 

28巻を読んでいたら、

イゴール・ネイガウス先生(以下『ネイガウス』)についてうろ覚えだったので、

自分なりにまとめてみました。

 

 ↓ この人です!!

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初登場は第5話(2巻)。

意外と早く登場してました。

魔法円・印章術の授業で、

悪魔を召喚しています。

 

巨大コンパスで魔法円を書いてます。

 

始めは

メフィスト・フェレスの命令で

悪魔を燐にけしかけて、

力を引き出そうとしていたのですが、

ある「私情」から、燐を殺そうとするようになりました。

 

その「私情」とは、「青い夜」。

16年前にサタンが祓魔師を大量虐殺した事件。

そのとき、サタンに一瞬体を乗っ取られたネイガウスは、

左目を失い、そして、

サタンの力で家族を殺してしまう。

 

だから、サタンと、その息子の燐と、そして自分を憎んでいる。

 

 

3巻の登場人物紹介では、

「上一級祓魔師で手騎士(テイマー)・医工騎士(ドクター)・

詠唱騎士(アリア)の資格を持つ。

祓魔塾では魔法円・印章術の担当講師。

詳細は不明」

「現在は講師を停職中」

とあります。

 

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その後しばらく出てこなかったけど、

第83話「萌芽」(18巻)で、

名前だけ再登場。

青い夜以前は、悪魔生体学博士、

屍(グール)・屍人(ゾンビ)上級研究員だったとのこと。

 

本人が再登場するのは、

第85話「異形葉」(19巻)。

なんと、16巻ぶり!

 

ライトニングと勝呂が訪れた、

現実とは別の時間軸で保存された「アサイラム」の入り口で、

ネイガウスが久しぶりに登場。

 

何やらここで一人、秘密の作業をしている様子。

結局この場面では何をしているかわからず。

 

(余談ですが、ライトニングがこの場面で、

獅郎とアーサーも『アサイラム』出身だと話しています。

これが2人の出自の伏線だとは、

読み返してから気がつきました。

獅郎についてはハッキリ語られてるけど、

アーサーについては、示唆されてるだけなので、

最近まで気がつきませんでした)

 

そしてまたしばらく登場せず、

第99話「雪の果て(8)」(22巻)で久しぶりに登場。

 

人工虚無界の門(じんこうゲヘナゲート)が開き、

悪魔が大量にやってきて、

世界がパニックになる中、

メフィスト

「・・・・・・完成したぞ」

と言いながら登場。

何が完成したのかこの時はわからず。

 

 

その後、第106話「SsC23:17a」(23巻)

過去編の中で登場。

サタンが受肉し、暴走しつつある頃、

アサイラム』の職員になったのか、

身重の妻(ミカエラさん)とやって来ます。

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このときは、左目があります。

若いときもカッコいいですね。

奥さんが大好きだったがゆえに、

2人とも巻き込まれてしまったのですね。

悲しい。。。

 

 

そして、その次は現代に戻り、

第112話「SsC40:00c」(第24巻)で登場。

イルミナティに内通していた、

ラクドラグレスク博士の、

ルーマニアにある研究所で登場。

大ピンチになったライトニングや勝呂たちを助けてくれる。

 

22巻で、メフィストの命令で作っていたのは、

「対・悪魔用自我忘却兵器(デビル☆バニッシャー)」だった。

 

ネイガウスは、

十三號セクションの元科学者、

三角と一緒に

「対魔特効物質」の研究をしていて、

虚無皇(アルムマヘル)の結晶から醸す黒い炎を圧縮し、

その兵器に使っていたのだ。

 

 

そしてまた過去編に戻った第115話「SsC23:17f」(第25巻)

「青い夜」が起こった日。

左目から青い炎が出ているところが描かれている。

(雪男といい、左目が好きだな・・・・・・?)

 

そしてすべてが終わった第119話「SsC24:16」

亡くなった妻と子供を抱いて、

少しだけ登場。

(今回読み返してやっとネイガウスだとわかりました)

 

 

そして再び話は現在に戻り、

第128話「無双 燿る(ひかる)」で、

燐と雪男のケンカが終わった後、

ルーイン・ライトの後ろにしれっと登場。

 

 

 

そして28巻へ!

 

対サタンとの戦いの別動隊として、

雪男たちと一緒に行動。

例の武器(デビル☆バニッシャー)をサタンに撃って、

サタンを精神面から揺さぶるための作戦。

始めは、竜騎士(ドラグーン)の称号を持つ雪男が

撃つ役割を申し出るが、

ネイガウスは自分が撃つといって譲らない。

 

1回目に読んだときはあまり感じなかったけど、

ここまでネイガウスについておさらいしてから読むと、

サタンへの憎しみゆえのこだわりなんだな、ということがわかる。

 

その後、局面が変わり、

足場も悪くなって照準が合いづらい状況になったので、

再び雪男が自分に代わるように申し出る。

しかし、返事をしないネイガウス

雪男は、ネイガウスがまだ「青い夜」の事件の影響で、

私怨のせいで確実な作戦を放棄しているのではないかと疑う。

(その後、誤解だったことがわかるのですが)

 

これは、第6~7話(2巻)あたりで、

ネイガウスが召喚した悪魔を使って

燐を襲った件からきている行動だったんですね!

あまりにも時間がたちすぎてすっかり忘れていたのですが、

雪男とネイガウスがまともに会うのは、

ほぼあれ以来だったようです。

 

そして「この局面 私にとっても悲願だ」と言って、

武器を雪男に託すネイガウス

 

ここでやっと、ネイガウスと雪男の

心境の変化がわかる。

 

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そんなわけで、

すごく時間がかかったけど、

やっとネイガウスについて

少しわかってきました!

 

 

そして、こんなに活躍しているのに、

少しづつしか登場しないせいか、

ネイガウスは表紙になってません。

残念です!

 

では次回!